私たちは、素材を応用し、新しい使い道を提案したり新しい分野に挑戦しています。
用途開発エピソードの一部をご紹介します。
電子顕微鏡写真
今までの当社にはなかった未知の製法(ゾルゲル法の応用)により、真球で粒径のそろった微粒子が誕生しました。工業材料への広告や情報発信を積極的に行った結果、液晶の新しい面内スペーサー(液晶をはさみ込むガラスとガラスの厚みを均一に保つ素材)を探されていた液晶大手A社様からさっそく試してみたいと声をかけて頂きました。
当時のスペーサーの品質レベルでは、液晶はまだ色目も悪く、発色ムラをおこすことがありました。この用途でいけると確信した担当者達は、これまでUNKが電子分野には何の接点もなかったことから、どこに話を持っていってよいのかさえ分からず、何とか電子関係のメーカー等へ話しを聞いてもらおうとアプローチしていったところ、同じ悩みを抱えておられた各社からも反響があり、様々な要望を頂きました。
時代はワープロからパソコンに切り替わろうとしており、更に液晶でもスペーサーへの要求精度が厳しいSTN方式が主流となったのもハイプレシカを後押ししてくれたと思います。しかし各社の期待をよそに難解な課題が多く、開発陣がいくら奮闘しても順調に進まない時期がありました。要求精度がサブミクロン単位の誤差しか許されない品質管理の世界を経験したこともなく、5gのサンプルを出すのに1ヶ月もかかることさえありました。3年の月日を経て始めて採用頂いた時の喜びは言葉に尽くせません。また、一緒に仕事をさせて頂いていた液晶大手B社の担当者様とのやりとりなどが、ヒントになり液晶の面内だけでなく、更に液晶周囲の液晶シール(封止)材としても使えそうだということに気が付き、そこから現在のような「世界の液晶材料」となる基礎が出来上がったのです。
「1gのお客様でもいいお客様」と思ってやってきた私どもの営業努力もあるのかも知れませんが、一度お付き合いさせて頂いたお客様やお使い頂いたお客様からは次の新案件のご相談やパートナーとして更に一緒にやらないかと声をかけて頂くことも多く、本当に有り難いことだと感謝しています。
商品 | product : ハイプレシカ(真球状単分散シリカ微粒子)
南極観測基地周辺道路整備工事(夏期)
我社が開発した未硬化コンポ-ズは、熱を加えると硬化する性質を持ったFRP素材です。この製品の優れた部分は、FRP製造工程で、繊維へ樹脂を含浸させたものを、半製品のままで出荷している為、客先(二次加工先)で自由な形状にした後、熱を加えて硬化させる事ができる点にあります。
これまでの籠マット市場の中心である金網製のものは、重い・切断部が危険・錆びる・網なりが悪い等の問題がありましたが、この未硬化コンポ-ズ(熱を加えると硬化する性質を持ったFRP素材)を使用する事により、従来の課題をクリアする事ができました。
このように客先に未硬化の状態で提供できるのは、UNKの独自技術であり、その技術は南極観測隊の基地周辺の道路整備や、深海探査船のロボット垂下用ケ-ブル等にも採用されています。
現在、この製品は、籠の中に石を詰めて、河川や海岸線での護岸工事などに『かごマット』の名称で多く用いられていますが、当初はコストの問題が影響した為、あまり普及しませんでした。そこでさらに、原料をより安全で安価なものに変更する為に、樹脂メ-カ-協力のもと開発を行い、コストダウンを実現。そして技術開発・品質改良を進めた結果、製品の差別化、コストダウン両面において成果を収め、顧客満足度アップに繋げる事ができました。
次ステップとして、腐食せず安全で強靭なこのかごマットの応用として、養殖生簀網・落石防止ネット等、金網の代替分野への事業展開を進めています。
光触媒ユニット例
光触媒ユニット(光触媒を練り込んだ特殊な不織布)を使用しています。
これは農薬含有廃液の無害化に向けて開発したものです。廃水浄化システムはいろいろなものが開発されていますが、大掛かりなものも多く、技術的な問題だけでなく、コストの問題もあり、なかなか実用化が難しいようです。
そこでUNKでは、システムは光触媒ユニットを利用することによって、手軽に簡単に有害物質を分解する方法を開発しました。
汚染水中に微量に含まれた有害物質のみを光触媒ユニットにトラップする「選択的吸着」を行うのが、当社独自の工夫です。まず廃液を無害化し、次に光触媒ユニット内に残った有害な物質は天日干しすることによって分解。しかもこのシステムは繰り返し使用可能です。
環境問題は重要なことですが、何にでも変化できる素材だからこそ、このような問題の解決・軽減にも貢献できるのです。
3軸組布構造
上記の「かごマット」の開発が中断していた時期、開発に成功したシムテックス(市販されているPP繊維の中で最強度)を利用してかごマットを試作してみようということになりました。
しかし結果はおもわしくありませんでした。
そんな中、マーケティング担当者が、技術交流会でお付き合いのあった企業が繊維を特殊な3軸メッシュ構造に加工できる機械を持っていることを思い出しました。何の用途に発展するかも思いつかないまま、シムテックス・メッシュの原型が完成。そこで用途のリサーチを開始しました。
その頃ちょうど、日本道路公団(当時)の高速道路や高架などのコンクリート片剥落防止の認定工法の基準が改定され厳しくなるという有益な情報を入手しました。
これにひらめいた担当者は、剥落したコンクリート片を受け止めて落下を防止する網をシムテックス・メッシュでつくり、それを使って日本道路公団(当時)の認定工法として登録されるよう工法メーカーに提案していったのです。
現在では多くの高速道路や地下鉄などで利用されています。情報アンテナの感度と情報の重要性を見極める力が、製品の用途開発に貢献した好例の一つです。
商品 | product : シムテックス(高強度ポリプロ繊維)

バドミントン部
シャトルを追いかけて汗を流そう
バドミントン部はみなさんの入部をお待ちしています!
活動の後の一杯が最高!
サッカー部
サッカーも一生懸命、終わったあとの飲み会も一生懸命です。

お花見
岐阜工場では毎年お花見大会をやっています。
先輩後輩関係なく、満開の桜の下で大いに楽しみましょう。

家族工場招待
家族を工場に招待して工場見学や、お楽しみ会を行ないます。
写真は食堂にて。パパ達は普段どんなものを食べているのかな?